京の今月 十月<神無月>

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十月の京都は、各地で色々な祭りが催されます
 「神無月」 八百萬の神々が酒造りのことや縁結びのことなどを相談のため出雲に
         お出ましになる月
         しかし、京都では何故かお祭り月なのです 
         方々の神社で収穫の歓びを神に感謝し、火祭や酒祭、花の祭などが
         にぎやかに執り行われます
         その中でも、特に「北野天満宮」の瑞いき祭りです
         里芋の茎で葺いた屋根、頭芋の鬼瓦、加茂茄子の鈴などの収穫物で 
         全て飾られた神輿がいかにもうれし気な祭りです
         五穀で作った神饌を誇らし気に高々と盛り上げ神に捧げる高盛御供
         おかしなお面をつけた神さまとそれを奪おうとする人々とが追いかけっこ
         をする牛祭などなど
         神無月の京は、神と人との素朴な交わりと歓びに満ちています
 
 
 
 戻る/back  10月の花  「あけび」  通草とも山姫、木通葛、てんてんこぼし などの異称がある