京の今月 十一月<霜月>

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十一月の京都は、各地で色々な祭りが催されます
 「霜月」  京の方々の神社では「おしたけ」ことお火焚祭が行われ
        除災招福と無病息災を火に祈って冬に備えます。 
        11月8日 伏見稲荷大社>五穀豊穣を感謝して新しい稲藁を忌火で焚き
        田の神を山に送って新春に大神の再来を祈願します。
        午後1時、本殿祭についで山の斎場で神事があり、信者や参拝者から寄せ
        られた火焚串と稲穂が忌火で焚かれ、巫女の神楽舞とともに家内安全
        万福招来が祈られます。夕刻からは、本殿前で朝廷からの奉納が慣例と
        なっていた御神楽が奏せられ、人長舞が奉納されます。
        11月23日 嵯峨の車折神社<くるまざきじんじゃ>の火焚祭
        11月1日から祇園東新地歌舞会では、「祇園をどり」が祇園会館で行われ
        芸舞妓が総出演して秋の京を演出します。
        下旬には師走の訪れを告げる恒例の南座顔見世興行の「まねき上げ」が
        行われます。勘亭流の書体で書きあげられたまねき看板が竹矢来を組んだ
        南座正面に飾り付けられ、塩まき式のあと出演者が顔を揃えて、樽酒を
        振舞われます。 
 
 
 
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